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ニキビ肌こそ日焼け止め!ノンコメド・ノンケミカルのおすすめ厳選5選

「ニキビがある時に日焼け止めを塗っても大丈夫?」そう不安に感じて、つい紫外線対策を後回しにしていませんか?
実は、ニキビ肌こそ日焼け止めで守ることが大切です。紫外線はニキビを悪化させるだけでなく、ニキビ跡や色素沈着の原因にもつながることも…。
この記事では、ニキビ肌に合った日焼け止めの選び方や、おすすめのノンコメド・ノンケミカル製品を厳選してご紹介!
肌をやさしく守りながら、安心して紫外線ケアができる方法をお伝えします。

目次

日焼け止めでニキビが悪化するって本当?

日焼け止めがニキビの原因になると聞いて、使うのをためらっている人も多いかもしれません。ここでは、紫外線とニキビの関係を整理しながら、正しい知識を確認しましょう!

紫外線とニキビの関係

紫外線は、肌の炎症や酸化を引き起こす外的刺激のひとつ。
特にUVA(長波長紫外線)は肌の奥深くまで到達し、コラーゲンの破壊やバリア機能の低下を招きます。これにより、肌は乾燥しやすくなり、皮脂を過剰に分泌してバランスを崩します。

皮脂が増えると、毛穴に詰まりやすくなり、アクネ菌が繁殖しやすい環境に。これが結果的にニキビの悪化や再発の原因につながっていきます。

また、紫外線を浴びると肌のターンオーバーも乱れやすくなり、毛穴詰まりや角質肥厚も起こりやすくなるため、ニキビ肌にとってはかなりの負担です。

間違った日焼け止めがニキビを悪化させる理由

日焼け止めは毎日使うものだからこそ、肌質に合っていないものを選ぶと、逆に肌トラブルの原因になります。
特にニキビができやすい肌では、以下のような特徴を持つ製品は要注意です。

  • 油分が多く、重たいテクスチャーのもの:毛穴を塞ぎやすく、皮脂と混ざってニキビのもとに。

  • 香料・着色料・アルコールが強いもの:敏感なニキビ肌には刺激となり、赤みやかゆみを引き起こすことも。

  • クレンジングが必要なタイプ:肌への摩擦が増えるため、ニキビを刺激する可能性がある。

ニキビ肌には、「ノンコメドジェニック処方(毛穴を詰まりにくくする処方)」や「ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)」の表記があるものを選ぶのがおすすめです。

「日焼けすればニキビが減る」は本当!?

「紫外線でニキビが乾燥して治る」と思う人もいますが、それは一時的に見た目が落ち着いているだけです。
実際には、紫外線によって炎症が深くなると、ニキビ跡(赤みや色素沈着)として長く残るリスクが高くなります。

また、肌がダメージを受けると、メラニンの生成が活発になり、ニキビ跡がシミとして定着しやすくなるのも大きなデメリットです。

つまり、紫外線は「ニキビを治す」のではなく「悪化させるリスクがあるもの」
その場しのぎで日焼けをするのではなく、肌を守るケアを優先することが重要です。

ニキビ肌に日焼け止めは必要?メリットと注意点

「ニキビがある時に日焼け止めを塗るのは不安…」という人も多いかもしれません。
けれど実際は、ニキビ肌ほどしっかり紫外線対策をしておくべきです。
ここでは、日焼け止めを使うメリットと、使用時に気をつけたいポイントを紹介します。

紫外線による肌ダメージとニキビの悪化メカニズム

紫外線にはUVA(長波長)とUVB(短波長)の2種類があり、それぞれが異なる形でニキビ肌にダメージを与えます。

UVAは肌の真皮層にまで到達し、コラーゲンを破壊してバリア機能を低下させます。これにより、水分が逃げて乾燥しやすくなり、皮脂分泌が過剰になる原因に。
UVBは表皮に炎症を起こし、赤ニキビの悪化やヒリつき、色素沈着を引き起こす要因になります。

紫外線を浴びた肌は、酸化ストレスが高まり、ターンオーバーの乱れや毛穴詰まりを引き起こすことも。
つまり、紫外線はニキビの「きっかけ」にも「悪化要因」にもなり得るため、無防備でいること自体がリスクなのです。

ニキビがある時でも日焼け止めは塗るべき理由

「塗らない方が肌にやさしい」と思ってしまうのは、肌への刺激に敏感になっている証拠ですが、紫外線を浴びることで起きるダメージの方が深刻です。

特にニキビ肌にとって問題となるのが、「色素沈着型のニキビ跡」。赤みのあるニキビに紫外線が当たると、メラニンが過剰に生成され、茶色っぽい跡として定着してしまうことがあります。

また、ニキビ跡の赤みがなかなか消えないという人は、紫外線による炎症の長期化が原因になっているケースも少なくありません。
つまり、日焼け止めは「いまあるニキビを悪化させない」だけでなく、「治りかけの肌を守るケア」でもあり、未来の肌をきれいに保つための予防策でもあるのです。

肌にやさしい日焼け止めの塗り方・落とし方

どんなに低刺激な日焼け止めでも、使い方を間違えると肌の負担になってしまいます。
特にニキビ肌では、摩擦・過剰な洗浄・保湿不足の3つが悪化要因になりやすいので、以下の点に注意しましょう。

塗り方のコツ

  • 顔に直接ベタッと塗らず、いったん手のひらに出してから広げる

  • 額、両頬、鼻、あごの5点にのせてから、スタンプを押すようにやさしくなじませる

  • 擦らず、指先ではなく手のひら全体で包むように広げると摩擦を抑えられます

落とし方のコツ

  • 洗浄力の強すぎるクレンジングは避け、ミルクやジェルタイプで優しく落とす

  • 摩擦を減らすため、たっぷりの泡で洗顔し、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流す

  • 洗顔後はすぐに保湿。水分の蒸発を防ぎ、肌の回復をサポートします

日焼け止めは「塗って終わり」ではなく、“落とす”までがスキンケアと意識することが、ニキビ予防にもつながります。

ニキビができやすい人向け日焼け止めの選び方

日焼け止めは、成分やテクスチャーによって肌への影響が大きく変わります。
ニキビができやすい肌には、刺激を避けつつ、毛穴をふさぎにくい処方を選ぶことが大切です。ここでは、選ぶ際に注目すべきポイントを4つに分けて紹介します。

ノンコメドジェニックとは?毛穴詰まりの原因を防ぐ処方

「ノンコメドジェニック」とは、毛穴を詰まりにくくする処方設計のこと。「コメド」とは皮脂や古い角質が毛穴に詰まった状態で、ニキビの初期段階(白ニキビ・黒ニキビ)を指します。
つまり、“ノンコメドジェニック=コメドをできにくくする”製品という意味です。

この表記がある製品は、第三者機関や自社試験で「コメドができにくい」と評価された処方設計になっており、ニキビ肌の人に配慮したスキンケア・日焼け止めの基準として広く活用されています。

ただし、すべての人にニキビができないというわけではない(製品ごとの試験条件による)うえ、製品全体の処方バランスや相性も大事(ノンコメドでもオイルや香料が多いと刺激に)です。

そのため、「ノンコメドジェニック」の表記はあくまで目安のひとつとし、肌に合うかどうかは使用感や肌の反応を見ながら慎重に判断してくださいね。

ノンケミカル(日焼け止め成分)で低刺激を選ぶ

日焼け止めに使われる紫外線防止成分には、大きく分けて「紫外線吸収剤(ケミカル)」と「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」の2種類があります。

紫外線吸収剤(ケミカル)は、紫外線を肌の中で吸収し、熱などに変換して放出する働きがあります。そのため高いUVカット力があり、塗ったときに白浮きしにくく、なじみやすいというメリットがあります。
ただし、肌の中で化学反応が起こるため、人によっては刺激やかゆみ、乾燥を感じやすいこともあります。特にニキビや赤みが出ている時期には注意が必要です。

一方、紫外線散乱剤(ノンケミカル)は、紫外線を肌表面で反射・散乱して防ぐ仕組みです。
肌の中に成分が浸透しないため、刺激が少なく、敏感肌やニキビ肌にもやさしい処方として選ばれています。
以前は白浮きしやすく使いづらい印象もありましたが、最近ではテクスチャーが改良され、自然になじみやすい処方のものも増えています

ニキビ肌には、紫外線吸収剤フリー・ノンケミカル処方と記載されている日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
とくに「肌が揺らぎやすい」「乾燥しやすい」「炎症を起こしやすい」時期には、ノンケミカルのやさしさが安心材料になります。

香料・アルコール・オイルなど刺激になりやすい成分を避ける

ニキビができやすい肌はバリア機能が弱っている状態。
そこへ、アルコール・香料・鉱物油・界面活性剤などの刺激成分が加わると、赤みやヒリつき、かゆみなどのトラブルが起きやすくなります。

成分表示の確認は面倒に思えるかもしれませんが、「無香料・無着色・エタノールフリー」などの表記があるものを選ぶだけでも、刺激を避けやすくなります。

特にニキビが炎症を起こしている時期には、シンプルで刺激の少ない処方を優先しましょう

テクスチャー別の使いやすさ(ミルク・ジェル・クリーム)

使い心地も日焼け止め選びの大事なポイントです。毎日使うものだからこそ、ストレスの少ないタイプを選ぶことが継続のカギになります。

  • ミルクタイプ:軽く伸びがよく、ベタつきにくい。皮脂が多めの人に向いている。

  • ジェルタイプ:みずみずしく爽やか。保湿力はやや低めなので、乾燥肌の人は注意。

  • クリームタイプ:保湿力が高く乾燥しにくいが、油分が多くなる傾向も。敏感肌向きでも慎重に選びたい。

肌状態や使用シーンに合わせて、数種類を使い分けるのもひとつの方法です。

【厳選】ニキビ肌にやさしいおすすめ日焼け止め5選

ここでは、ニキビを悪化させにくく、肌へのやさしさを重視した日焼け止めを、ドラッグストアで買えるものを中心に、厳選してご紹介します!
ノンコメドジェニック処方・ノンケミカル設計・保湿力など、それぞれ特徴が異なるので、自分の肌状態や目的に合わせて選んでみてください。

NOV UVミルクEX

皮膚科でも推奨されるブランド「NOV」の、敏感肌・ニキビ肌向け定番日焼け止め。
SPF32・PA+++、紫外線吸収剤不使用でやさしくUVカット。ミルクタイプでなじみやすく、乾燥しがちな肌も保湿できます。

  • 洗顔料で落とせるやさしさ

  • ノンコメドジェニックテスト済み

  • 無香料・無着色・アルコールフリー

皮膚科レベルの安心感を求める人、乾燥しがちなニキビ肌におすすめ。
価格:約2,200円(税込)/35g

dプログラム アレルバリア エッセンス N(資生堂)

花粉・PM2.5・ホコリなど、外的刺激から肌を守る「バリア機能」に特化した日中用美容液。
SPF50+・PA+++で、紫外線対策も高レベル。ノンケミカル設計・ニキビの元になりにくい処方。敏感な肌にも対応できます。

  • 紫外線吸収剤フリー

  • 敏感肌や感覚刺激のテスト済み

  • 下地にも使える軽やかな質感

マスク荒れや環境刺激も気になる人、朝のスキンケアと一緒に使いたい人におすすめ。
価格:約3,300円(税込)/40mL

キュレル 潤浸保湿 UVローション(花王)

顔にも体にも使える、全身対応の保湿系日焼け止め。
SPF50+・PA+++、ノンケミカル・ノンコメドジェニック処方で肌にやさしく、セラミド機能成分でしっかりうるおいも補えます。

  • ノンコメドジェニック処方

  • セラミドケア+ユーカリエキスで保湿サポート

  • 赤ちゃんの肌にも使える設計

乾燥性敏感肌で全身のケアをしたい人や、家族で使える1本を探している人におすすめ。
価格:約1,800円(税込)/60mL

公式サイト

ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ

トーンアップしながら紫外線や大気汚染をブロックする、多機能タイプの敏感肌用日焼け止め。
SPF50+・PA++++、ノンコメドジェニック処方で赤みやニキビ跡のカバーにも適しています。※紫外線吸収剤は使われています。

  • 肌色補正&自然なトーンアップ効果

  • PM2.5など環境ストレスにも対応

  • ターマルウォーター配合で肌を整える

ニキビ跡を目立たせたくない人や、下地としても使いたい人におすすめ。
価格:約3,960円(税込)/30mL

公式サイト

アベンヌ ミネラルフルイド UV(ピエール ファーブル ジャポン)

敏感肌向けスキンケアブランド「アベンヌ」から登場した、紫外線吸収剤不使用のノンケミカルUV乳液
SPF50+・PA++++と高い紫外線カット力ながら、ノンコメドジェニック処方でニキビができやすい肌にも対応します。

  • ノンケミカル処方・ノンコメドジェニックテスト済み

  • アベンヌ温泉水配合で肌をやさしく整える

  • 石けんで落とせる低負担処方

ニキビができやすい敏感肌の人や、成分にこだわりたい人におすすめ。
価格:約3,630円(税込)/40mL

公式サイト

日焼け止めで肌荒れを防ぐために心がけたいケア習慣

どれだけ肌にやさしい日焼け止めを選んでも、使い方やケア方法を間違えると肌トラブルの原因になってしまうことも。
ここでは、ニキビ肌を悪化させずに日焼け止めを活用するために、日常的に心がけたいポイントを紹介します。

クレンジング・洗顔はやさしく丁寧に

日焼け止めをしっかり落とすために、クレンジングや洗顔を丁寧に行うことは大切です。
ただし、ゴシゴシこすったり強い洗浄力のクレンジングを使ったりすると、摩擦や皮脂の取りすぎによって肌のバリア機能が低下し、ニキビが悪化することもあります。

  • 石けんで落とせるタイプを選んで肌負担を軽減

  • ミルクやジェルタイプのクレンジングで摩擦レスに

  • たっぷりの泡で包み込むように洗顔するのがポイント

肌に刺激を与えずに日焼け止めを落とすことで、肌荒れリスクを最小限に抑えられます。

洗顔後はすぐに保湿ケアを

クレンジングや洗顔後の肌は、水分が失われやすく敏感な状態
放っておくと皮脂の過剰分泌を招いてニキビを引き起こしやすくなるため、洗顔後はすぐに保湿ケアを行うことが重要です。

  • 化粧水でしっかり水分を与える

  • ニキビ肌用の低刺激な保湿剤で肌を整える

  • ベタつきが気になる人は、さらっとしたジェルや乳液を選ぶと◎

日焼け止めだけでなく、スキンケアとのバランスもニキビ予防のカギになります。

肌の調子に合わせて日焼け止めを使い分ける

肌が揺らぎやすい時期(生理前・ストレス・季節の変わり目)には、普段は問題のない日焼け止めでも刺激を感じやすくなることがあります。
そんな時は、SPF値が控えめで軽い使用感のタイプに切り替えるなど、肌の状態に合わせた使い分けがおすすめです。

また、以下のような工夫も肌荒れ防止に役立ちます。

  • 日差しの強くない日はSPF30前後の軽いタイプを使う

  • 塗り直しが必要な日は、スプレーやパウダータイプを活用

  • 肌が荒れているときは、UVカット効果のある帽子や日傘も併用

肌を守る方法は日焼け止めだけではありません。「無理せず続けられるUV対策」こそが肌にやさしい選択です。

まとめ|ニキビ肌こそ“やさしい日焼け止め選び”が未来の肌を守る

日焼け止めは、ニキビを悪化させるどころか、紫外線から肌を守る重要なケアアイテム
ニキビが気になるときほど、肌に合ったやさしい処方の日焼け止めを選び、正しく使うことが肌トラブル予防につながります。

  • 紫外線はニキビやニキビ跡を悪化させる大きな要因
  • ノンコメドジェニック・ノンケミカル処方ならニキビ肌でも安心
  • 肌質に合ったテクスチャーや成分選びがポイント
  •  日焼け止め後のクレンジングや保湿も丁寧に
  • 肌の調子に合わせて、SPFや使用感を使い分けるのが◎
  • 毎日の紫外線対策が、未来の肌を守る第一歩に

肌が揺らぎやすい時期こそ、「落ち着いて、肌に合ったケアを選ぶ」ことが大切。
ニキビ肌でも安心して使える日焼け止めで、今日から優しい紫外線対策を始めてみてくださいね。

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